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【これは盲点!】シナモンが可愛く語りかける『生き方』の哲学

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自分の意志とは何か?」「自由って一体何なんだろう?」
私たちは日々を生きていく中で、なかなかこれらを立ち止まって考えることが難しいですよね?
生きていると、嬉しいコト・悲しいコト…いろんなコトが起こります。
それらをどう受け止めて・それらにどう向き合って生きていくかは、学校や社会では教えてくれません。
もっと上手に生きたい、その方法を知りたい、と思うけど「哲学は難解だし、誰かの説教もまっぴらゴメン!」
今日は、そんなあなたにぴったりの本を1冊ご紹介します!

『エチカ』とは?

「エチカ(ethics)」は、17世紀のオランダの哲学者:ベネディクトゥス・デ・スピノザによって書かれた著書で、日本語訳すると「倫理学」という意味の哲学書です。

NHKのホームページで以下のように取り上げられています。

「意志」や「自由」に関するスピノザの洞察は、精神医療やケアの現場にも新たな知見を与えてくれることもあるといいます。(中略)スピノザの哲学は、深く読解していくと、「人間の幸福」「人生を正しい方向に導く方法」「真の善の発見」といったテーマが貫かれていることがわかっていきます。

NHK100分de名著より抜粋

また同ページでは、次のように評論されています。

人間の行為があらゆる領域でマニュアル化され、思考の自由が奪われつつある現代にこそ「エチカ」を読み直す価値があるといいます。スピノザの哲学には、現代では失われつつある思考の本来のあり方や自由の根源的な意味を考えるための重要なヒントが数多くちりばめられているというのです。

NHK100分de名著より抜粋

17世紀に書かれた書ではあるのですが、こんな現代だからこそこの『エチカ』に書かれている
「真の自由とは何か」を問いただす必要があるのかも知れません。

このように『エチカ』は、人生をより善く生きる術が記されている大変有益は書物なのですが、全5部にも渡るその分量は膨大で、かつ内容はとても奥深いものとなっています。

この『エチカ』を現代風に見事にアレンジして、とっても親しみやすくした本。。。
それが、今日紹介する[シナモロールの『エチカ』]です!

シナモン流『エチカ』はこんな人におすすめ

出典:朝日新聞出版

シナモロールの『エチカ』の帯には、以下のように書かれています。

感情に支配されないヒント
不安、怒り、悲しみ、憎しみ。
そんな気持ちにふり回されないために、
感情が生まれる理由を知って、
日々を気持ちよく過ごそう。

  • 「最近、感情的になることが多いな…」とか「感情にまかせて行動してしまいがちだな…」と思うことがある人
  • 「自分は、ネガティブだな…」と思ってしまう人
  • 「思ってるように行動するのって難しいな…」と考えてしまう人
  • 感情に振り回されて行動してしまうことがある人
  • 「他人ともっと上手く関わりたいのに…」と感じている人
  • そして何より、毎日を楽しく過ごしたい人♪

もし、これらが当てはまるなら、一読してみて損はないと思います。
きっと’気づき’があったり、励まされることでしょう。

おすすめの理由はほかにも・・・

何より挿絵が本当に可愛いくて癒されます。

出典:朝日新聞出版

全部で126ある定理をシナモンとその仲間たちが唱えてくれているのですが、ずべてに1つずつ絵が付いていて、どれも素敵なものばかりです。
シナモン・ファンは正直これだけでも買いだと思います。

そして、シナモンたちが語りかけてくれているような心持ちになり、いたって素直に腹落ちするから不思議です。
可愛くて、分かりやすいという点で、お子様といっしょに読み進めるのもおすすめできる本です。

その他のシリーズのご紹介

朝日新聞出版さんとサンリオのコラボで他にもシリーズがあるようですので、ご紹介しておきます。
このシナモンの本で興味がわいたり、お好きなキャラクターの本があれば、他のシリーズもチェックしてみるといいかも知れませんね!

ハローキティのニーチェ

ハローキティがニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」の世界を旅する──。
「生きる意味」って何だろう? 孤高の哲人の教えのエッセンスを読み解くことで、「本当に大切なこと」に気がつける。

いつも枕元において、落ち込んだ時に手にとれば、明日から強く生きていくためのヒントに出会えるはず!

出典:朝日新聞出版

キキ&ララの『幸福論』

自分が不幸だって思い込んでない? 幸せだから笑うんじゃなくて、笑うから幸せになるんだよ。三大幸福論のひとつ、19世紀末のフランスの哲学者・アランの『幸福論』のエッセンスを、キキ&ララと一緒に味わおう!

出典:朝日新聞出版

マイメロディの『論語』

心豊かに、向上心を持って生きるには? 周りの人といい人間関係を築くには? 2500年も読み継がれた古典『論語』から、マイメロディと一緒に、「まるごと自分を愛せる生き方」を学ぼう!

出典:朝日新聞出版

ポムポムプリンの『パンセ』

サンリオキャラクターでは唯一、常設カフェを展開するなど確実にファン層が広がっている「ポムポムプリン」が「人間は考える葦である」などの箴言で知られる『パンセ』を読み解く! 大好評の「Ichigo Keywords」シリーズ第4弾。

出典:朝日新聞出版

けろけろけろっぴの『徒然草』

多くを持ちすぎず、本当に大切なものを見極めて、毎日を楽しく過ごそう。サンリオキャラクターで、女性の好感度がつねに上位のけろけろけろっぴが「つれづれなるままに」の書き出しで有名な日本3大随筆『徒然草』を読み解く。大好評の「Ichigo Keywords」シリーズ第5弾。
【主なKeywords】
・心のなかのモヤモヤを文字にして、ゆっくり考える。そんな時間をもとう。
・生まれ育った環境や容姿は変えられないけれど、内面はいつでも変えられる。
・いまあるものを大切にしよう。ずっと長く使い続けよう。
・誰かを好きになると毎日がワクワクする。
・うまくいかないときは、ちょっと足を止めて心身を休めよう。
・人生は思ったよりも短い。小さな楽しみや喜びをたくさん見つけよう。
・毎日、きちんとした身だしなみを心がけよう。
・すっきりした部屋で、気持ちよく暮らそう。
・100人いれば100通りの考え方や価値観がある。だから人間はおもしろい。
〜など、毎日を素敵に変える考え方

出典:朝日新聞出版

バッドばつ丸の『君主論』

予期せぬピンチや難しい人間関係に直面するのはよくあること。バッドばつ丸と一緒に、マキャベリの『君主論』からどんな局面でも切り抜けられる強さと柔軟さを学ぼう! 好評「Ichigo Keywords」シリーズ第7弾。

出典:朝日新聞出版

ぐでたまの『資本論』

生きていくためにはお金が必要だけど、お金を稼ぐことに縛られすぎると不自由になる。ぐでたまと一緒にマルクスの『資本論』をひもといて、お金、そして働くこととの上手なつきあいかたを考えよう。好評「Ichigo Keywords」シリーズ第8弾。ついにぐでたま登場!

出典:朝日新聞出版

ポチャッコの『道は開ける』

過去を悔やんだり、失敗を恐れたり、将来を悲嘆する。
「不安」で頭がいっぱいだと、人は疲れて動けなくなってしまいます。
D.カーネギーの『道は開ける』は、誰にでもある「悩み」を軽くする具体的なマインドの作り方と行動法が提案されています。
「不安」から解放されて、あなたの大切な「今」を、精いっぱい前向きに生きるられるようになる方法を、ポチャッコと一緒に学びましょう!
好評「Ichigo Keywords」シリーズ第9弾。

出典:朝日新聞出版

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